赤ちゃんが離乳食をスタートして、麦茶や白湯を飲み始める時期。
「そろそろ飲み物の練習も……」と思ったとき、ふと立ち止まってしまうことはありませんか?
「ストロー飲みとコップ飲み、どっちから練習したらいいの?」
「コップ飲みのほうが発達にいいって聞いたけど、本当なのかな?」
「ストローに慣れすぎるのは、あまりよくない……?」
育児書やSNSを覗いてみると、「コップ派」「ストロー派」といろいろな意見が入り混じっていて、調べれば調べるほど迷ってしまいますよね。

育児書やSNSで調べてみてもいろんな意見が入り混じってるから、かえって迷っちゃったりするものよね。
実はわが家には今、3歳半になる元気な娘がいます。
赤ちゃんの頃の私は、「早くコップをマスターさせなきゃ、お口の発達が遅れちゃうかも!」とネットの情報に首まで浸かって、一人で勝手に焦っていました。
でも、3歳を過ぎて自分でお気に入りのコップに麦茶を注いでいる娘を眺めている今、当時の自分に伝えたいことがあります。
それは、「どちらが正解か」と悩むよりも「今のわが子にとって、どちらが心地よいかな?」と考えるだけで、育児はずっと楽になるよ、ということです。
この記事では、離乳食初期(5〜6ヶ月)から1歳前後までの赤ちゃんを対象に、
- ストロー飲みとコップ飲みの違い
- 月齢ごとに見た、それぞれのメリット・デメリット
- 無理なく飲み物の練習を進めるための考え方
この3点に重点をおいて、発達学のデータと私のドタバタな体験談を交えて、ていねいに解説していきます。
「どっちを選ばなきゃいけない」という正解探しではなく、わが子の成長を楽しむヒントとして、リラックスして読んでいただけたら嬉しいです!
離乳食初期(5〜6ヶ月):まずは「飲むこと」を楽しもう
この時期の赤ちゃんの発達の特徴
離乳食初期(5〜6ヶ月頃)の赤ちゃんは、飲み物を「自分でコントロールして飲む」ための土台を作っている、まさに発達の真っ最中です。
結論から言うと、この時期の赤ちゃんはストロー飲みの方が取り入れやすいです。
これらを発達の視点から見ると、この時期は「飲む量を自分で調整することが難しい段階」と言えます。
そのため、大人が良かれと思ってコップを傾けても、赤ちゃんが「ストップ!」と調整できず、一気に飲み物が流れ込んでむせてしまうことも多いのです。
離乳食初期にストロー飲みが取り入れやすい理由
多くのママがこの時期にストローから始めるのは、「吸う」という動作が、赤ちゃんにとって慣れ親しんだ母乳やミルクの飲み方に近いからです。
- 赤ちゃん自身のペースで飲みやすい: 吸う力に合わせて少しずつ口に入ります。
- 飲み物が一気に流れ込みにくい: むせにくく、赤ちゃんが「飲むこと」を怖がりません。
- 成功体験になりやすい: 「飲めた!」という感覚が、次へのやる気につながります。
この時期は「上手に飲む」ことよりも、「麦茶や白湯の味、おっぱい以外の飲み口に慣れること」が最大の目的。
そう考えると、ストローはとても優秀なパートナーです。
離乳食初期にコップ飲みが難しく感じやすい理由
一方で、早い時期からコップ飲みを始めると、壁にぶつかることもあります。
- コップのふちを唇で支える力が弱い
- 舌で飲み物をうまくコントロールできない

コップだと口が開いた状態だから、飲む前に子供がひっくり返したりすることも気にかけたりしなきゃいけないからなかなか苦労するわよね。
わが家の娘も、初めてコップを差し出したときは、飲むどころか「これ、何?」と手を突っ込んでバシャバシャ遊び始め、気づけば私も娘も着替えが必要なレベルでずぶ濡れに……(笑)。
離乳食初期は「できない=ダメ」ではなく、「まだその準備をしている途中なんだな」と、ゆったり構えてあげてくださいね。
離乳食中期〜後期(7〜11ヶ月):最強の戦術は「併用」!
離乳食も2回、3回と進むこの時期。赤ちゃんの口まわりの発達にも、少しずつ頼もしい変化が見られるようになります。
この時期は「ストローかコップか」の二択ではなく、それぞれの良さを活かす「いいとこ取り」がおすすめです。
ストロー飲みのメリットと注意点
お出かけが増えるこの時期、ストロー飲みは水分補給の強い味方です。
- メリット: 外出先でもこぼさず、スムーズに水分補給ができる。
- 注意点: 「吸う」動作に偏りすぎると、唇全体を使って調整する機会が少なくなるという意見もあります。
「お外はストロー、おうちはコップ」というマイルールを作って、コップはおうちでゆっくり練習することにしました。
お外で服が濡れるとママの心が折れちゃいますが、お家なら「ま、いっか」と思える心の余裕が少しだけ持てますよね。
コップ練習を少しずつ取り入れよう
コップ飲みは、その後の「食べる・噛む・飲み込む」といった口腔機能の発達を助ける大切な経験です。
- 唇のトレーニング: コップのふちを唇でギュッと押さえる力がつく。
- 舌のコントロール: 流れ込む量に合わせて舌を動かす練習になる。
- 一口の量を覚える: 自分の口にちょうどいい量を学ぶ。

なにかとできたかどうかに気を取られてしまうけど、できなかったとしても結局はそれが経験になるのよね。
この時期はまだできないのが当たり前です。
コップという物を通じて、少しずつその子のペースで口腔機能の発達を促していきましょう。
もしリビングでお茶をこぼされるのがストレスなら、ぜひ「お風呂場」を練習場所にしてみてください。裸ならどれだけ濡れても平気ですし、おもちゃのコップで遊びながら「お口に当てる練習」をするだけで、驚くほどスムーズにコップに慣れてくれますよ!
1歳前後:コップ飲みが「実用的」に大化けする時期
1歳前後になると、これまで「練習」だったコップ飲みが、いよいよ食事シーンの主役になってきます。
お口の機能の劇的な変化
1歳を過ぎると、次のような変化が見られます。
この時期にコップ飲みをメインにしていくと、食事全体の動きがスムーズになり、将来的なきれいな食べ方・飲み方の基礎が固まりますよ。
それでもストローが役立つ「お助け場面」
もちろん、1歳になったからといってストローを卒業しなきゃいけないわけではありません。
- 体調不良時: 寝転んだまま水分をとらせたいとき。
- 移動中: 車や電車でこぼしてほくないとき。

できない日があっても、気にしすぎなくて大丈夫。 3歳半の私の娘も、疲れているときは「ストローがいい〜」と甘えてくることがあります。そんな時は「いいよいいよ」とストローを使わせます。大事なのは、ママも子供も笑顔で水分補給ができることです。
ストローとコップ、メリット・デメリットの最終確認
迷ったときに見返せるよう、それぞれの特徴を整理しました。
ストロー飲みのメリット・注意点
- メリット: 赤ちゃんのペースで飲める、むせにくい、外出に便利。
- 注意点: 「吸う」動作が中心になる。長く頼りすぎるとコップへの移行に時間がかかる場合も。
コップ飲みのメリット・注意点
- メリット: 口全体の筋肉をバランスよく使う。食事の所作が身につく。
- 注意点: 習得まで時間がかかる。親のサポートと、こぼされる覚悟(忍耐!)が必要。
3歳半の娘と歩んだ「飲み物練習」の年表

「うちの子、遅いかも?」と不安なママへ。
わが家の、決して優等生ではなかった年表をご紹介します。
- 0歳6ヶ月: ストローを噛むだけで終わる日々。
- 0歳8ヶ月: 突然ストローをマスター!感動して動画を撮りまくる。
- 1歳0ヶ月: コップを試すも、わざと中身を床にぶちまける「実験」にハマられ、ママ白目。
- 1歳半: 保育園のお友達の影響で、急にコップが上手に。
- 2歳: 自分でコップに注ぎたいブーム到来。お茶の海が日常茶飯事。
- 3歳半(今): 自分の好きなコップを選び、優雅にお茶を飲む。
あんなに悩んだ「ストローかコップか」も、今となっては微笑ましい思い出です。
いつかはみんな、できるようになります。
ストロー練習を始めるなら、手軽なアイテムから
まずは気軽に試せるアイテムから始めて、わが子の反応を見てみましょう。

ストロー練習として「セリアのストローマグ」について詳しく紹介している記事もあるから、ストローマグ選びの参考にしたい方はあわせてチェックしてみてね♪♪
100円ショップのアイテムなら、もし子どもに合わなくても「まぁ100円だし!」と笑い飛ばせますよね。そんな気軽さが、練習を長続きさせる秘訣かもしれません。
まとめ|赤ちゃんの飲み物練習は「今の成長」に合わせて
赤ちゃんの飲み物練習に、たった一つの正解はありません。
- 離乳食初期は、飲むことに慣れる段階
- 中期〜後期は、経験を広げていく時期
- 1歳前後からは、コップ飲みが活きてくる
その子のペースに合わせて、役割が変わっていくだけ。ストローもコップも、どちらも赤ちゃんにとって大切な「できた!」を積み重ねるための道具です。

焦らず比べすぎず、「今のわが子には何が合っているかな?」という気持ちで見守ってあげながら、我が子の成長を楽しんでいただけたら幸いです♪♪
今日も一生懸命、お子さんと向き合っているあなたを応援しています!


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